Self Service 公開してある「Single VM」ブループリントからクローン作成したものを、カスタマイズしてマーケットプレイスに公開してみます。
前回はこちら。
今回の内容です。
マーケットプレイスへのブループリント公開
Self Service のマーケットプレイス マネージャーにデフォルトで用意されているブループリントは、下記のように、プロジェクトを選択して「公開」するだけでマーケットプレイスで利用可能になります。
しかし、自作のブループリント(デフォルトで用意されたもののクローンも含む)をセルフ サービスらしく利用するには、ブループリントの「承認」が必要です。
今回は、前回に作成した「Rocky BP」ブループリントをマーケットプレイスに公開してみます。
1. マーケットプレイス マネージャーでのブループリント承認
Prism Central の「Self Service」→「ブループリント」には、「Rocky BP」というブループリントが作成されています。このブループリントは、前回の投稿で部分的に公開(公開の承認を送信)してある状態です。
「マーケットプレイス マネージャー」→「承認を保留」タブを開くと、ステータスが「保留」になっているブループリントがみつかります。
「Rocky BP」ブループリントを選択して、「✓(承認)」をクリックします。
「Rocky BP」ブループリントは、「承認を保留」タブから「承認済み」タブに移動されます。
2. マーケットプレイスへのブループリント公開
マーケットプレイス マネージャーの「承認済み」タブを開き、「Rocky」などの文字列でフィルタすると、「Rocky BP」ブループリントがみつかります。ここからマーケットプレイスへの公開は、デフォルトで用意されているブループリントと同様の手順になります。
「Rokcy BP」を選択し、共有するプロジェクトを選択して「適用」をクリックします。
「公開」をクリックします。
ブループリントがマーケットプレイスに公開されたので、ボタンが「公開停止」に変化しました。
マーケットプレイスでの様子
Prism Central の「Admin Center」→「マーケットプレイス」を開くと、「他のアプリ」として「Rocky BP」が利用可能になっています。「取得」をクリックしてみます。
「展開」をクリックすると、ブループリントの展開ウィザードが表示されます。
このまま admin ユーザーでも展開可能ですが、今回はいったん「キャンセル」で閉じます。
つづく。