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Self-Service:Single VM ブループリントをカスタマイズしてみる。Part-01:ブループリントのカスタマイズ

Self Service にデフォルトで用意されている Single VM ブループリントをクローンして、カスタマイズしてみます。

今回の内容です。

今回の環境

Prism Central で、下記のように Self Service を有効化してあります。

そして「Single VM」ブループリントは、下記のようにマーケットプレイス マネージャーから、マーケットプレイスに公開してあります。

 

1. ブループリントのクローン

Prism Central にローカル管理者(admin)でログインして、「Admin Center」→「マーケットプレイス」を開き、「Single VM」ブループリントの「取得」をクリックします。

「クローン」をクリックします。

ブループリントの名前とクローン先のプロジェクトを指定して、「クローン」をクリックします。

  • ブループリント名:Rocky BP
  • プロジェクト:Project-01

ブループリントがクローンされ、自動的に「Self Service」→「ブループリント」画面に移動します。

ちなみに、「ブループリント」画面に戻ると、この時点で「Rocky BP」ブループリントは作成されています。

 

2. ブループリントのカスタマイズ

クローンで作成されたブループリントを編集します。

2-1. ダウンローダブル イメージの設定

デフォルトでは OS イメージが選択されていないので、ダウンローダブル イメージとして Rokcy Linux 8.9 の Cloud Image を登録しておきます。

Rocky BP ブループリントの「設定」をクリックします。

「DOWNLOADABLE IMAGE CONFIGURATION」のとなりにある「+」をクリックします。

ダウンローダブル イメージの情報を入力して、画面右上にある「保存」をクリックします。

「戻る」をクリックします。

 

2-2. 認証情報の設定

画面上部の「Alert」で、認証情報が不足しているエラーが検出されています。ここで、仮の認証情報(SSH 秘密鍵)を設定しておきます。

「認証情報」を開きます。

「ROCKY」の「編集」を開きます。

「SSH 秘密キー」の欄に、ssh-keygen などで生成した秘密鍵を入力して「完了」をクリックします。

これは、ブループリントの起動(展開)時に再入力できるので、一時的な秘密鍵でもかまいません。展開時に再入力できるように、走る人のマークをクリックして、青色にしておきます。

「保存」をクリックします。

「戻る」をクリックします。

 

2-3. 仮想マシン設定のカスタマイズ

「仮想マシン」タブで、設定をカスタマイズしておきます。ちなみ入力欄のとなりにある走る人間のマークは、クリックして青色に変更するとブループリント展開時にそのパラメータを変更できるようになります。

仮想マシン(VM1)のアイコンを選択して、右側に表示される画面でパラメータを入力しつつ下にスクロールします。

サービス名:Rocky VM

  • vCPU:1(走る人間:ON)
  • vCPU あたりのコア数:1
  • メモリー (GiB):1

Image では事前に設定したダウンローダブル イメージを選択します。

  • Image:ROCKY89

認証情報として、さきほど設定変更したものが選択されていることを確認して、画面上部の「保存」をクリックします。

 

3. ブループリントの公開

「ブループリント」画面でこのブループリントを起動(展開)できるように、公開しておきます。

「公開」を開きます。

「ブループリントのパブリッシュ」画面が表示されるので、下記を入力して「承認用に送信」をクリックします。

  • 初期バージョン:1.0.0
  • 説明:Single Rocky VM Blueprint

公開の承認のためにブループリントが送信されました・・・(この画面はすぐに閉じられます)

ブループリント名(Rocky BP)のとなりにある「←」をクリックして、「ブループリント」画面に戻ります。

これで、ブループリントが利用可能になります。この時点では、マーケットプレイスではなく、この「ブループリント」画面からアプリを展開できます。

つづく。

 

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