Nutanix Kubernetes Platform(NKP)v2.12 のダッシュボードで、YAML ファイルから Workload Cluster を作成してみます。
今回の環境
NKP の Management Cluster は、下記のように作成してあります。
Workload Cluster 用 YAML ファイルの生成
今回は、下記と同様に nkp コマンドを使用します。
Prism Central に接続する環境変数を設定します。
export NUTANIX_USER=admin export NUTANIX_PASSWORD='パスワード'
nkp create cluster nutanix コマンドを、下記のように「--dry-run」と「--output=yaml」 オプションを指定して実行すると、Workload Cluster を定義した YAML ファイルが生成されます。今回は、リダイレクトで nkpw01.yml ファイルとして保存しています。
YAML 生成のために追記したオプション以外は、以前の投稿 のコマンド ラインと同様です。
nkp create cluster nutanix \ --endpoint=https://lab-nxpc-01.go-lab.jp:9440 \ --insecure \ --control-plane-prism-element-cluster=lab-nxce-02 \ --worker-prism-element-cluster=lab-nxce-02 \ --control-plane-subnets=nw-vlan-12 \ --worker-subnets=nw-vlan-12 \ --cluster-name=nkpw01 \ --control-plane-endpoint-ip=192.168.12.205 \ --control-plane-vm-image=nkp-rocky-9.4-release-1.29.6-20240816215147.qcow2 \ --worker-vm-image=nkp-rocky-9.4-release-1.29.6-20240816215147.qcow2 \ --kubernetes-service-load-balancer-ip-range=192.168.12.206-192.168.12.209 \ --kubernetes-pod-network-cidr=172.16.0.0/16 \ --kubernetes-service-cidr=10.96.0.0/12 \ --csi-hypervisor-attached-volumes=true \ --csi-storage-container=default-container-88443613598780 \ --ssh-public-key-file=$HOME/.ssh/id_rsa.pub \ --control-plane-replicas=1 \ --control-plane-vcpus=2 \ --control-plane-memory=4 \ --worker-replicas=1 \ --worker-vcpus=2 \ --worker-memory=2 \ --dry-run \ --output=yaml > nkpw01.yml
生成された YAML ファイルの内容です。数か所に Base64 でエンコードされた Prism Central へのログイン情報が記載されているので、取り扱いには注意が必要です。
nkpw01.yml
Workload Cluster の作成(YAML)
NKP のダッシュボードから、YAML ファイルをもとに Workload Cluster を作成します。
ダッシュボードで、「Create Cluster」をクリックします。
「Upload YAML to Create a Cluster」をクリックします。
下記の画面が表示されます。さきほどの nkp create clsuter nutanix コマンドで YAML ファイルを生成する方法は、ここで紹介されています。
用意しておいた YAML ファイルを貼り付けて、「Create」をクリックします。
Workload Cluster の作成が開始されます。
しばらく待つと、ステータスが Actie になるはずです。
以上。