Nutanix Kubernetes Platform（NKP）のカタログに登録してある カスタム アプリケーションを削除してみます。
今回の内容です。
今回の環境
下記の投稿で NKP のカタログに追加した、「nai-demo」カスタム アプリを削除してみます。
「nai-demo」カスタム アプリは、「ws-01」Workspace に「nkp-nai-1」という名前でインストールされており「Enabled」と表示されています。
1. カスタム アプリのアンインストール
NKP のカタログからアプリを削除するまえに、Kubernetes クラスタにインストールされているアプリをアンインストールします。
アプリのパネル右下のボタン →「Disable」をクリックします。
アンインストールするアプリの名前（nai-demo-1）を入力して、「Disable Application」をクリックします。
少し待つと、アプリのパネル右上の表示が「Disabled」になります。
2. カタログ アプリの削除
kubectl で、NKP の管理クラスタに接続します。kubectl 実行環境には、前回の投稿 で管理クラスタのコンテキスト（admin-172.22.5.201）を作成してあります。
$ kubectl config get-contexts
CURRENT NAME CLUSTER AUTHINFO NAMESPACE
admin-172.22.5.201 admin-172.22.5.201 admin-172.22.5.201
* nkpw02-admin@nkpw02 nkpw02 nkpw02-admin
管理クラスタのコンテキストに切り替えます。
$ kubectl config use-context admin-172.22.5.201 Switched to context "admin-172.22.5.201".
この管理クラスタでは、NKP の ws-01 Workspace は、ws-01-4vp9g-d4xvq Namespace に紐づけられています。
$ kubectl get workspaces.workspaces.kommander.mesosphere.io NAME DISPLAY NAME WORKSPACE NAMESPACE AGE default-workspace Default Workspace kommander-default-workspace 9d kommander-workspace Management Cluster Workspace kommander 9d ws-01-4vp9g ws-01 ws-01-4vp9g-d4xvq 9d
カスタム アプリに対応する App リソースの名前が不明の場合は、下記のように確認します。
$ kubectl get apps.apps.kommander.d2iq.io -n ws-01-4vp9g-d4xvq
カタログ アプリに対応する App リソースを削除します。
$ kubectl delete apps.apps.kommander.d2iq.io -n ws-01-4vp9g-d4xvq nai-demo-0.0.1 app.apps.kommander.d2iq.io "nai-demo-0.0.1" deleted
これで、NKP Dashboard の Application 画面からカスタム アプリが削除されます。
さらに、OCIRepository リソースも削除しておきます。
$ kubectl delete ocirepositories.source.toolkit.fluxcd.io -n ws-01-4vp9g-d4xvq nkp-repo-nai-demo ocirepository.source.toolkit.fluxcd.io "nkp-repo-nai-demo" deleted
以上。
