Nutanix Database Service(NDB)の、NDB Server をアップグレードしてみます。今回のアップグレードは、NDB 2.5.0.2 → NDB 2.5.1.1 です。
構成のイメージです。
NDB アップグレード バンドルのダウンロード
NDB の Web UI で、「アドミニストレーション」→「メンテナンス」を開くと、アップグレード可能なバージョンが表示されます。
今回は 2つのバージョンが表示されているので、最新の「2.5.1.1」を選択して「ダウンロード」をクリックします。
これで、ダウンロードが開始されます。
ダウンロードの進捗は、「オペレーション」画面でも確認できます。
NDB のアップグレード
ダウンロードが完了すると、「アドミニストレーション」→「メンテナンス」画面で「今すぐアップグレード」ボタンがクリックできるようになります。
「2.5.1.1」を選択して、「今すぐアップグレード」をクリックします。
確認画面で「Yes」をクリックします。
アップグレードが開始されるので、「オペレーション」画面などで進捗を確認します。
よく見ると、NDB Server のあとに NDB DB-Server Agent もアップグレードされることがわかります。
少し待つと、NDB Web UI からログアウトされるので、少し待ってから、あらためてログインします。ちなみにこのとき、あまりにすぐにログインすると UI が一時的に不穏な動きをしたりします。
ログインすると、NDB バージョンが 2.5.1.1 になっています。
最新バージョンにアップグレードしたので、「アドミニストレーション」→「メンテナンス」画面は「アップグレードなし。」になりました。
この時点で NDB Server はアップグレードが完了していますが、管理している DB それぞれにインストールされている NDB DB-Server Agent のアップグレードは、まだ並行処理で進行中です。
数分ほど待つと、 NDB DB-Server Agent のアップグレードも完了になります。
これで NDB のバージョンアップができました。
以上。