Nutanix Files の afs コマンドは、対話モードでの実行履歴をファイルに保存しています。
保存先は、~/.afs_history ファイルです。「~」はホーム ディレクトリを表すので、実際のパスは /home/nutanix/.afs_history です。
nutanix@NTNX-624676c4-A-CVM:192.168.20.52:~$ cat ~/.afs_history info.fileservers infra.stop test-fs-01 exit infra.start test-fs-01 exit
.afs_history ファイルを削除すると、履歴も削除されます。ただし、このディレクトリのファイルはシステム ファイルとして保護されていて、nutanix ユーザでは削除できません。
nutanix@NTNX-624676c4-A-CVM:192.168.20.52:~$ rm -rf .afs_history ==> System files detected: /home/nutanix/.afs_history Operation not allowed. Deletion of system files will cause cluster instability and potential data loss.
これは、rm の alias として設定されているラッパーによるもので、root ユーザや /bin/rm 実行であれば普通に削除できます。
nutanix@NTNX-624676c4-A-CVM:192.168.20.52:~$ alias rm alias rm='source /usr/local/nutanix/bin/safe_rm/rm'
ほかにも、空のリダイレクト(>)でもファイル内容を削除できます。
nutanix@NTNX-624676c4-A-CVM:192.168.20.52:~$ > .afs_history nutanix@NTNX-624676c4-A-CVM:192.168.20.52:~$ cat .afs_history
これで、afs コマンドの対話モードでの履歴がクリアされますが、なかなか必要になる場面は無いかもしれません。
以上。