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個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

Nutanix Files FSVM に SSH してみる。(iptables 編)

Nutanix Files の FSVM は、Linux ベースの仮想アプライアンスです。

ログインして様子を見たくなる場合があるので、ためしに SSH ログインしてみます。

今回の内容です。

 

自宅ラボ Nutanix Files 環境

今回の Nutanix Files は、下記のような構成です。

f:id:gowatana:20211206234540p:plain

今回のソフトウェアは下記です。

  • Nutanix CE 2020.09.16
  • Nutanix Files 3.8.1.1。FSVM は 1台構成。

 

SSH ログイン確認(同ネットワークから)

それでは、FSVM に SSH ログインしてみます。ユーザは nutanix / nutanix/4u です。

FSVM ストレージ ネットワークから SSH

FSVM の ストレージ ネットワーク(eth0)に、同ネットワークの Linux(Gateway)から SSH ログインしてみます。

FSMV としてはこちらが普通の SSH 経路です。

f:id:gowatana:20211206234649p:plain

 

それでは、SSH してみます。

[root@lab-gw ~]# ssh nutanix@192.168.20.91

 

これは、普通にログインできます。

nutanix@NTNX-192-168-20-91-A-FSVM:~$ who
nutanix  pts/0        2021-12-06 05:07 (192.168.20.1)

 

クライアント サイド ネットワークから SSH

ファイル サービスを提供するクライアント サイド ネットワーク(eth1)に、同ネットワークの Linux から SSH 接続してみます。

こちらは iptables によって遮断されます。

f:id:gowatana:20211206234755p:plain

 

この SSH 接続は、FSVM の iptables に遮断されていて接続不可でした。

[root@lab-gw ~]# ssh nutanix@192.168.31.11

 

FSVM で一時的に iptables のルールを追加すると、接続可能になります。今回であれば 192.168.31.11/32 でも充分ですが、少し広めの範囲で解放しておきます。

nutanix@NTNX-192-168-20-91-A-FSVM:~$ sudo iptables -I AFS_LIST -d 192.168.0.0/16 -p tcp -m tcp --dport 22 -j ACCEPT

 

iptables のルールが追加されました。

nutanix@NTNX-192-168-20-91-A-FSVM:~$ sudo iptables-save | grep "port 22"
-A AFS_LIST -d 192.168.0.0/16 -p tcp -m tcp --dport 22 -j ACCEPT

 

SSH で接続できるようになります。

nutanix@NTNX-192-168-20-91-A-FSVM:~$ who
nutanix  pts/0        2021-12-06 05:23 (192.168.31.1)

 

一時的に追加した iptables ルールは下記のように削除します。

nutanix@NTNX-192-168-20-91-A-FSVM:~$ sudo iptables -D AFS_LIST -d 192.168.0.0/16 -p tcp -m tcp --dport 22 -j ACCEPT
nutanix@NTNX-192-168-20-91-A-FSVM:~$ sudo iptables-save | grep "port 22"
nutanix@NTNX-192-168-20-91-A-FSVM:~$

 

つづく。


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