Nutanix Files の SMB 共有フォルダに、ncli で Quota Policy を作成してみます。
前回は、SSH 経由の ncli から、Quota Policy を作成してみました。
今回はもう少し実行方法を工夫して、設定を記載したリスト ファイルを用意して、それをもとに Quota Policy を作成してみます。
今回の内容です。
Quota Policy リストファイルの用意
Quota Policy のパラメータを記載した CSV ファイルを用意しておきます。
今回は下記のように、2件のみのリストを用意しました。ユーザ名、容量(GB)、通知先のメールアドレスだけ記載してあります。
[gowatana@infra-jbox-01 ~]$ cat ./share01_quota_list.txt tech01,2,tech01@ntnx.jp tech02,2,tech02@ntnx.jp
リスト ファイルをもとに Quota Policy 作成
ファイル サーバーと、共有フォルダの UUID は、あらかじめ取得しておきました。
[gowatana@infra-jbox-01 ~]$ FS_UUID=0a1bef2b-099c-4f52-9c89-eac01bd204bb [gowatana@infra-jbox-01 ~]$ SHARE_UUID=a03355aa-654b-4aa3-a4a5-6412614dcc58
下記のようなコマンド ラインで、リストを読み込みつつ、ncli で Quota Policy を作成してみます。
前回とは異なり、 ssh には「-n」オプションを追記しています。これにより、bash でのリスト ファイルの読み込みが ssh で中断されないようにしています。このオプションを追記しない場合は、while read のループが 1回のみで終了してしまいます。
あらかじめ、前回までに作成した Quota Policy は削除してあります。
そして、コマンド ラインを実行してみると下記のようになるはずです。Task UUID が 2つ戻されていることから、リストにある 2行分の Quota Policy 作成が実行されたことがわかります。
Prism でも、Quota Policy が作成されたことが確認できるはずです。
以上。