Nutanix CE 同士の DR 構成でのレプリケーションしたスナップショットから、VM をリストアしてみます。
前回はこちら。
今回は、すべて DR サイト側の Nutanix CE クラスタ(クラスタ名は「ce-dr」)の Prism で操作しています。
「Data Protection」画面で「Table」「Async DR」を開き、Protection Domain「dr01」を選択します。そして「Local Snapshots」をクリックするとレプリケーションされてきたスナップショットが表示されます。スクリーンショットでは、すでに3世代のスナップショットが作成されています。
リストアしたいタイミングのスナップショットで「Restore」をクリックします。
「Restore Snapshot」画面で、 リストアする VM を選択します。
Protection Domain に含まれる VM のうち、今回は「vm01」を 新規の VM としてリストアしてみます。
また、リストアする VM は「restore-~」という名前にします。
「VM」画面で「Table」をクリックして VM の一覧を見てみます。
もともと、このNutnaix クラスタには VM が登録されていなかったのですが、「vm01」という VM が、「restore-vm01」という名前でリストアされました。
Power on してみます。
VM のマークが緑色になりました。
「Launch Console」で、コンソールを開いてみます。
vm01 のゲスト OS が起動している様子がわかります。
ちなみに、ゲスト OS は Oracle Linux です。
今回はゲスト OS 側での静止点取得なしのスナップショットで DR サイト側にレプリケーションしていますが、そもそも HA 作動した時と同じような状態なので、まず OS は問題なく起動できます。
おそらくまだ続く。