NKP に、Nutanix Enterprise AI(NAI)2.4 を展開してみます。今回は、作業用の Linux マシンを準備します。
前回はこちら。
今回の内容です。
1. 作業用マシンの用意
NKP の Kubernetes クラスタに接続して NAI をインストールする、作業のマシンを用意しておきます。今回は Linux マシンを使用しています。
$ cat /etc/lsb-release DISTRIB_ID=Ubuntu DISTRIB_RELEASE=24.04 DISTRIB_CODENAME=noble DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 24.04.3 LTS"
CLI 各種のインストール先として、$HOME/bin ディレクトリを作成しておきます。
$ mkdir $HOME/bin
環境変数 PATH に、$HOME/bin を追加してあります。
$ export PATH=$HOME/bin:$PATH
確認コマンドの出力整形のため、jq をインストールしておきます。
$ sudo dnf install jq -y
2. Docker / Podman のインストール
nkp コマンドでは、内部的に kind(Kubernetes in Docker)を使用して Kubernetes クラスタを作成します。作業用マシンには、Docker または Podman をインストールしておきます。
作業用マシンとして Ubuntu を利用する場合は、Docker をインストールします。
RHEL 系の Linux を使用する場合には、Podman をインストールします。(下記の投稿のように)
なお、一般ユーザー(rootless)で nkp コマンドを実行すると、コンテナがうまく起動できず、クラスターの作成に失敗することがあります。その場合は root ユーザーで実行すると、うまくいくことがあります。
3. CLI 各種のインストール
Kubernetes クラスタを操作するための CLI をインストールしておきます。
3-1. kubectl のインストール
kubectl をダウンロードします。バージョン(今回は v1.32.3)は、NKP で展開する Kubernetes クラスタと揃えます。
$ curl -sLO https://dl.k8s.io/release/v1.32.3/bin/linux/amd64/kubectl
PATH 環境変数に含まれるディレクトリにインストールします。
$ install kubectl $HOME/bin/
実行できるようになったことを確認しておきます。
$ kubectl version Client Version: v1.32.3 Kustomize Version: v5.5.0 Server Version: v1.32.3
3-2. Helm のインストール
Helm の tar.gz ファイルをダウンロードします。
$ curl -OL https://get.helm.sh/helm-v3.19.0-linux-amd64.tar.gz
ファイルを展開します。
$ tar zxvf helm-v3.19.0-linux-amd64.tar.gz
PATH 環境変数に含まれるディレクトリにインストールします。
$ install linux-amd64/helm $HOME/bin/
helm コマンドが実行できるようになったことを確認します。
kubeconfig ファイルの警告が表示される場合は、パーミッションを「400」などに調整しておきます。
$ helm version
version.BuildInfo{Version:"v3.16.2", GitCommit:"13654a52f7c70a143b1dd51416d633e1071faffb", GitTreeState:"clean", GoVersion:"go1.22.7"}
4. NKP CLI のインストール
下記と同様の手順で、nkp CLI をインストールしておきます。
今回は v2.15 を使用しています。
つづく。
