Nutanix Database Service(NDB)での PostgreSQL DB のプロビジョニングを、Terraform で実行してみます。今回は、DB Server VM と DB を別の Resource としてプロビジョニングします。
今回の内容です。
tf ファイルの作成
前回は、DB Server VM と DB をまとめて nutanix_ndb_database Resource としてプロビジョニングしました。しかしこの場合は、terraform destroy を実行して DB を削除すると、DB Server VM が取り残されてしまいます。
そこで、DB Server VM と DB を、分けて定義してみます。前回の db.tf のかわりとして、下記のような .tf ファイルを作成します。
dbsv-and-db.tf
- DB Server VM は、nutanix_ndb_dbserver_vm Resource で定義します。
- DB は nutanix_ndb_database Resource で定義して、dbserverid に直前で定義した DB Server VM の ID を指定しています。
DB の作成 / 削除
terraform apply を実行して DB をプロビジョニングすると、DB Server VM と DB が別の Terraform Resource として作成されます。ちなみに、前回作成した同名の DB / DB Server VM は、事前に削除しておきます。
$ terraform apply -auto-approve
terraform destroy を実行すると、DB と一緒に DB Server VM も削除されるようになります。
$ terraform destroy -auto-approve
以上。