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個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

NDB で作成した Oracle Database の様子。(Single Instance DB Server VM - vDisk 編)

Nutanix Database Service(NDB)でプロビジョニングした Oracle Single Instance の DB サーバで、ディスク構成を確認してみます。

この DB サーバは下記のように作成しました。ただし、あらためて再作成した DB サーバなのでホスト名は変更されています。

DB サーバ VM には、vDisk が 9つ接続されていました。

  • vDisk 1: /dev/sda → OS
  • vDisk 2: /dev/sdb → DBMS
  • Nutanix Volumes VG 1 vDisk: /dev/sdc ~ /dev/sdf → DB データ用
  • Nutanix Volumes VG 2 vDisk: /dev/sdg ~ /dev/sdh → FRA 用
  • Nutanix Volumes VG 3 vDisk: /dev/sdi ~ /dev/sdj → NDB Agent など

Linux LVM の PV → VG → LV をたどっていくと、Oracle Database のデータベースを構成するデータ ファイルの領域と Flash Recovery Area(FRA)には、Linux LVM によるストライプ化された LV が構成されています。

Nutanix AHV から Linux ゲスト OS でのデバイス名をイメージ図にすると、下記のようになります。

ファイルシステムと、マウント ポイントになっているディレクトリを確認してみると、DB サーバ VM むけに用意された部分には、ext4 ファイルシステムでフォーマットされています。ちなみに、ソフトウェア プロファイルの作成元にした DB サーバでは xfs を利用していたので、新規作成されたファイルシステムだとわかります。

DBMS ソフトウェアが含まれるファイルシステムは /u02 配下にマウントされており、DB データ用、FRA 用のそれぞれのディレクトリ構造は、下記のようになっています。

以上。

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