今回は、Nutanix AHV の vNIC で、tap の名前が自動付与される様子を確認してみます。
Nutanix AHV の VM に作成される vNIC には、対応する tap デバイスが作成されます。
tap デバイスの名前は、AHV ホストごとに一意の名前になっています。
そこで、Nutanix CE 2020.09.16 の Nutanix クラスタで、tap の様子を確認してみます。
今回の環境では「NTNX-1345a952-A」という AHV で起動されている vm01 の vNIC が接続される Port Name が「tap0」になっています。これは、tap デバイスと同じ名前になります。
Prism から確認すると、下記のような感じで VM をまたいで「tap0」から順に作成され、名前は自動的に付与されます。
そして、同じく AHV「NTNX-1345a952-A」で起動されている vm02 の Port Name は、「tap1」になっています。
ためしに、vm02 を別の AHV にライブ マイグレーションで移動してみます。
vm02 が、別の AHV に移動されました。
vm02 の Port Name(と tap デバイスの名前)は、自動的に「tap0」という名前に変更されました。
このように、AHV での tap デバイスの名前は、自動的に管理されています。
以上。