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個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

Nutanix CE 5.18 で Karbon を有効化してみる。(作成したクラスタの様子見編)

Nutanix CE 5.18 + Prism Central の Karbon で Kubernetes クラスタを作成しました。せっかくなので、クラスタの様子を記録しておきます。

この環境での Karbon の有効化とクラスタ作成についての様子は下記です。

Prism Central - Karbon から見た Kubernetes クラスタ

現在の Karbn の Web UI は、Prism Central に組み込まれています。

今回作成したクラスタは「dev-k8s-01」という名前です。作成されたクラスタの名前をクリックすると、関連する情報が確認できます。

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Summary では、クラスタへの接続時に必要な API Endpoint の IP アドレスが分かります。クラスタの状態やノード数なども確認することができます。

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Alart や Task の情報も確認できます。クラスタ作成時に指定したリソース割り当てが少ないと、作成は成功しても一部の Pod が起動できなかったりします。スペック低めの物理マシン1台ということもあり、Prometheus 関連の Pod 起動が失敗しています。

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Storage Class。

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Volumes。ちなみに Karbon によって作成されたクラスタは、デフォルトで Kubernetes による永続ボリュームとして Nutanix Volumes を利用できるように連携設定されます。

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Add-on。Logging の「Launch」をクリックすると・・・

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Prism Central とは別のブラウザ タブにて、組み込みの Kibana の画面が開きます。

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そして、ログを確認することができます。

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Nodes では、ノード種類ごとの情報が確認できます。「Development Cluster」として作成したので、今回は各種1ノードずつです。

Master。

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Worker。ちなみに Add Worker でノードを追加できますが、この環境では物理リソースの制限により 1ノードのみ・・・

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etcd。

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Prism Element から見た Kubernetes クラスタ

Prism Element では、Kubernetes ノードになっている VM を確認できます。master / worker / etcd の 3種類とも普通のユーザ VM です。

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Nutanix Volumes(Volume Group)。名前から、Kubernetes の PVC に紐づけられていることがわかります。これはゲスト OS の iSCSI Target から接続されています。(VM 接続ではなく)

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つづくかもしれない。

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