OpenStack 連携している Nutanix CE で露骨なマルチテナント環境を作ってみました。下記のような環境を、OpenStack 側と Nutanix 側から見てみます。
続きを読むNutanix OVM 2015.1.0 の OpenStack Horizon Dashboard でのオブジェクト削除時の問題対応。
Nutanix OpenStack Servieice VM(OVM)2015.1.0 で、Horizon ダッシュボードでオブジェクト(インスタンスなど)を削除すると必ずエラーになってしまいます。
問題の様子
ためしに、インスタンスを削除すると・・・
どこかがおかしくなりました。
続きを読むNutanix x OpenStack での Snapshot 作成。
OpenStack 連携している Nutanix CE で、Snapshot を取得してみました。
OpenStack 側から Snapshot を取得すると Prism 側では「Snapshot」ではなく「Image Configuration」に表示されるようになります。
図解 Nested Nutanix CE。
ESXi など VM に Nutanix CE をインストールすと、Acropolis Hypervisor が KVM なので、いわゆる Nested KVM になります。
いまさらですが、Nuanix Meetup#7 の話の一部を・・・
Nested Virutalization
ハイパーバイザは、通常は物理サーバにインストールされます。しかし検証目的などでVMにハイパーバイザをインストールすることがあり、それは「Nested Virtualization」や「Nested Hypervisor」と呼ばれたりします。
VMTN の Nested Hypervisor のバイブル的ドキュメント。
Nested Nutanix CE
商用の Nutanix は、ハイパーバイザを ESXi / Hyper-V / Acropolis Hypervisor から選択できます。そしてそのハイパーバイザ上で、CVM(Controller VM)と、普通に様々な用途で利用される VM が起動します。
HW とソフトウェア(ハイパーバイザと CVM)はセットで提供されます。
Nutanix CE(Community Edition) の場合は、
ハイパーバイザは必ず Acropolis Hypervisor(AHV)になります。
また、インストールするHWは、自分で調達することになります。そして、ESXi や VMware Workstation のように、仮想化ソフト側で Nested Virutalization に対応していれば、Nested Nutanix として VM にもインストールすることができます。
Nutanix CE の AHV は KVM なので、Nested Nutanix とは Nutanix KVM です。
そのため、Nested Nutanix CE を試していて何か問題が起きたら Nested KVM についての情報も参考になるはずです。
ちなみに、Ravello Smart Lab で提供されている Nutanix CE On Demand も、Nested Nutanix CE です。
以上。
Nutanix CE で OpenStack。Part6: 不要サービスを登録削除してみる。
Nutanix の OVM を使用すると、Horizon Dashboard での「システム情報」には、デフォルトで登録されているサービス情報があります。必要なサービスは再起動時にまた登録されるので、不要そうなものはいったん削除してみます。
Horizon Dashboard「システム情報」の様子
デフォルトでは、「ovm」と「localhost.localdomain」というホストのサービスが登録されています。また、ovmctl でのセットアップの都合により不要なサービスが追加登録されます。
続きを読むNutanix × OpenStack 連携デモ。(Meetup #10)
Nutanix Meetup #10 で、Nutanix + OpenStack 連携のデモをしてみました。
Ravello 環境で、Nutanix CE を OpenStack から操作してみました。
Nutanix + OpenStack の概要
- Nutanix CE のハイパーバイザは、KVMベースのAcropolis Hypervisor(AHV)です。
- OpenStack からは、AHV ではなく Nutanix クラスタ単位で管理されます。
- OpenStack が Nutanix を操作する場合、Prism (Nutanix の CVM)経由になります。AHV に直接アクセスされるわけではありません。
Nutanix OpenStack service VM (OVM) の RPM。
Nutanix OpenStack Servieice VM(OVM)にインストールされている RPM を見てみました。
OVM は、CentOS 7 ベースの VM です。
[root@ovm01 ~]# cat /etc/centos-release CentOS Linux release 7.2.1511 (Core)
Nutanix から提供されている、Acropolis OpenStack Driver の RPM がインストールされています。これが OVM 特有の RPM で、Nutanix と OpenStack との連携をシンプルにすることができます。この RPM をインストールすれば、OVM を使用しなくても物理サーバ / VM をとわず OVM と同様の機能が提供できるようです。
RPM のバージョンを見ると 1年以上前のもののように見えますが、実際ビルドされたのはわりと最近です。
[root@ovm01 ~]# rpm -qi nutanix_openstack Name : nutanix_openstack Version : 2015.1.0 Release : 1 Architecture: noarch Install Date: Thu 11 Feb 2016 07:31:25 AM PST Group : Unspecified Size : 1280839 License : Nutanix Signature : (none) Source RPM : nutanix_openstack-2015.1.0-1.src.rpm Build Date : Thu 11 Feb 2016 07:29:59 AM PST Build Host : ravi-dev-ovm.dev.eng.nutanix.com Relocations : (not relocatable) Summary : Acropolis drivers for Openstack Kilo. Description : A collection of Acropolis drivers for using OpenStack on Nutanix.続きを読む
Nutanix CE で OpenStack。Part5: OVM-services 構成の動作確認。
Nutanix ₊ OpenStack を Controller と Acropolice Driver ノードを別サーバとして構成してみました。今回は、Nova / Neutron / Cinder / Glance のサービスが実際に使用できることを確認します。
前回構成した環境を OS ごと再起動して、下記のような状態にしてあります。
続きを読むNutanix CE で OpenStack。Part4: OVM-services (Remote OpenStack Controller)
Nutanix CE + OpenStack Service VM(OVM)を、Remote OpenStack Controller を使用する「OVM-services」で構成してみます。
今回の構成
Ravello を使用しています。
OVM#1 / #2 は、Nutanix CE とは独立した VM にしています。