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個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

Nutanix Enterprise AI 2.6 を利用してみる。Part-03:Dify での PDF ファイル登録

Nutanix Enterprise AI(NAI)2.6 の推論サービス エンドポイントを利用して、Dify でチャットボットを作成してみます。今回は、Embedding モデルのエンドポイントを利用して PDF ファイルのテキストをベクトル化し、Dify に登録します。そして、チャットボットからコンテキストとして参照させてみます。

 

前回はこちら。

 

今回の内容です。

 

1. NAI での エンドポイント情報と API キーの取得

まず、NAI UI で、エンドポイントの URL を確認して、API キーをエンドポイントに割り当てておきます。

今回は、下記の投稿で作成した Embedding モデルの推論サービス エンドポイントを利用します。

 

1-1. エンドポイント URL の確認

NAI UI で、「推論」→「ローカル エンドポイント」→ Embedding モデルのエンドポイントの名前を開きます。

  • エンドポイント名:granite-embed-ep

 

エンドポイントの名前と URL を記録しておきます。

 

1-2. API キーでのエンドポイント追加

API キーも、以前の投稿 で作成したものを利用します。

「API キー」→ API キー(demo-key-dify-01)を選択して、「アクション」→「更新」をクリックします。

 

エンドポイントに、Embedding エンドポイントを追加して、「更新」をクリックします。

  • エンドポイント:llama32-ep、granite-embed-ep(追加)

 

これで、API キーにエンドポイントが追加されました。

 

「+1 詳細」をクリックすると、granite-embed-ep が追加されたことが確認できます。

 

2. モデル(Embedding 推論サービス エンドポイント)の追加

Dify のモデル プロバイダーに、Embedding エンドポイントを追加します。

Dify の画面右上のユーザー アイコン →「設定」を開きます。

 

「モデル プロバイダー」を開きます。OpenAI-API-compatible のバージョンが v0.0.50 より前の場合は、「更新」をクリックしてアップデートしておきます。(アップデートした場合は、Dify を再起動しておきます)

 

「モデルを追加」をクリックします。

 

すでに Embedding モデルを追加してあり設定変更する場合は、「認証情報を管理する」→ Embedding モデルの「編集」をクリックします。

 

モデルの情報を入力して、「追加」または「保存」クリックします。

  • Model Name:nai-embed
  • Model Type:Text Embedding
  • 認証名:demo-key-dify-01
  • Model display name:NAI Embedding
  • API Key:API キーを入力
  • API Endpoint URL:https://10.1.7.122/enterpriseai/v1(/embeddings は省略)
  • Model max chunkks per batch:1
  • Model context size:512
  • Embedding encoding format:float

 

モデル(Embedding モデルのエンドポイント)が追加されたことを確認します。

  • 表示名:NAI Embedding

 

3. Dify でのナレッジベース追加

Dify のナレッジベースとして、PDF を追加します。今回は、Nutanix CE 2.1 のドキュメントの PDF ファイルを追加してみます。

 

3-1. PDF のダウンロード

Nutanix-Community-Edition-Getting-Started-v2_1.pdf ファイルを、Dify にアクセスしているマシンにダウンロードしておきます。

 

3-2. Dify への PDF ファイル アップロード

Dify で、「ナレッジ」を開き、「ナレッジベースを作成」をクリックします。

 

「テキスト ファイルからインポート」を選択して、「参照」をクリックして、PDF ファイルをアップロードします。

  • ファイル:Nutanix-Community-Edition-Getting-Started-v2_1.pdf 

 

PDF ファイルがアップロードされたことを確認して、「次へ」をクリックします。

 

チャンク設定の値を変更して、「チャンクをプレビュー」をクリックします。

  • 最大チャンク長:400

 

右側のプレビュー画面に、PDF ファイルの内容がチャンク化されて表示されたことを確認します。

 

埋め込みモデルと、検索設定を確認して、「保存して処理」をクリックします。

 

埋め込み(Embedding)処理が完了するまで待ちます。

 

埋め込み処理が完了して、アイコンが緑になったことを確認したら、「ドキュメントに移動」をクリックします。

 

3-2. ナレッジベース名とドキュメント名の変更

この後の検証で動作確認しやすいように、PDF ファイルに対応するナレッジベースとドキュメントの名前を変更しておきます。

「ナレッジ」→「ドキュメント」画面が開いているので、登録した PDF ファイル名の末尾にマウスオーバーすると表示される「名前を変更」をクリックします。

 

名前を変更して、「保存」をクリックします。

  • ファイル名(ドキュメントの名前):nutanix-ce21-pdf

 

ファイル名が変更されたことを確認します。

 

「ナレッジ」を開き、PDF ファイルに対応するナレッジベースのパネル右上にあるボタン →「編集」をクリックします。

 

ナレッジベース名を変更して、「保存」をクリックします。

  • ナレッジベース名:nutanix-ce-knowledge

 

これで、ナレッジベースの名前も変更されました。

 

4. チャットボットへのナレッジベース(コンテキスト)追加

「スタジオ」→「NAI チャット」を開きます。

 

「コンテキスト」にある、「追加」をクリックします。

 

ナレッジベースを選択して、「追加」をクリックします。

  • 参照する知識:nutanix-ce-knowledge

 

コンテキストとしてナレッジベースが追加されました。

 

チャットボットがナレッジベースを参照することを確認しておきます。

LLM として「NAI Llama32」が登録されていることを確認したうえで、何かプロンプトを入力して、送信ボタンをクリックします。

 

登録した PDF ファイルをもとに回答されることを確認します。

 

引用として表示されているドキュメント名をクリックすると、引用した PDF の内容が表示されます。

 

チャットボットの設定を保存しておきます。

「公開する」→「更新を公開」をクリックします。

 

これで、チャットボットの設定が更新されました。

 

「スタジオ」をクリックすると、NAI チャットボットの「更新日時」が直近のタイムスタンプになっているはずです。

 

5. チャットボットの動作確認

「探索」→「WEB アプリ」にある、「NAI チャット」を開きます。

 

さきほどと同様に、なにかプロンプトを入力して送信ボタンをクリックします。

 

PDF ファイルをもとにした回答があるはずです。

 

「引用」にあるドキュメント名をクリックすると、引用元の PDF ファイルの内容が表示されるはずです。

 

つづく。

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