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個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

Flow Virtual Networking の Overlay サブネットを作成してみる。Part-03:サブネット内での通信確認

Flow Virtual Networking(FVN)の Overlay サブネットに接続された Linux 仮想マシン同士で、通信確認を実施してみます。

今回の環境

Overlay サブネットは、下記の手順で作成してあります。

 

今回は、Overlay サブネットに2台の仮想マシンを接続して通信確認を実施してみます。

 

1. 仮想マシンの作成(2台)

Overlay サブネットに接続する仮想マシンは、下記の手順で 2つ作成してあります。

 

今回は、下記の仮想マシンを作成してあります。

  • 仮想マシン:vm01
    • 接続サブネット:overlay-01(10.0.1.0/24)
    • IP アドレス:10.0.1.101
  • 仮想マシン:vm02
    • 接続サブネット:overlay-01(10.0.1.0/24)
    • IP アドレス:10.0.1.102

 

2. 仮想マシンの配置調整

AHV ホストをまたぐ通信確認を実施したいので、vm01 と vm02 を別のホストで起動しておきます。パワーオン時に同ホストで起動された場合は、ライブ マイグレーションで移動しておきます。

vm01 は、AHV ホスト「192.168.20.21」で起動しています。

 

vm02 は、AHV ホスト「192.168.20.22」で起動しています。

 

3. ping での通信確認

vm01 のコンソールを開き、vm02(10.0.1.102)に ping を実行すると、AHV ホストをまたぐ Overlay サブネットで通信できていることがわかります。

 

この環境ではオーバーレイ プロトコル(Geneve)のカプセル化むけに MTU を拡張していません。そのため、ゲスト OS の NIC(eth0)で MTU が 1442 に下げられています。

 

つづく。

 

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