Prism Central で作成したプロジェクトを利用可能な状態(Active)にするため、インフラストラクチャとして Nutanix クラスタを追加します。
前回はこちら。
今回の内容です。
1. ネットワーク(Subnet)の作成
インフラストラクチャとして Nutanix クラスタを追加する際に、ネットワーク(Prism Central では Subnet と呼ばれる)を指定することになります。そこで、事前に VLAN Subnet を作成しておきます。
Prism Central で「Infrastructure」→「Network & Security」→「Subnet」を開いて、「Create Subnet」をクリックします。
Subnet のパラメータを入力します。
- Name:nw-vlan-12-ipam
- Type:VLAN
- Cluster:lab-nxce-02
※後続の手順で、プロジェクトにこの Nutanix クラスタを登録します。 - VLAN ID:12
- Virtual Switch:vs0
※これはデフォルトで作成されているスイッチです。 - IP Address Management:チェック ON
- Network IP Address / Prefix:192.168.12.0/24
- Gateway IP Address:192.168.12.1
そして、「Add IP Pool」をクリックして、IP アドレスの範囲を登録します。
IP アドレスの範囲を入力して、「✓」をクリックします。
- Start Address:192.168.12.150
- End Address:192.168.12.199
「Domain Settings」で、DNS 関連のパラメータを入力して「Create」をクリックします。
- Domain Name Servers:192.168.1.101,192.168.1.102
- Domain Search:go-lab.jp
- Domain Name:go-lab.jp
これで、Subnet が作成されました。
2. プロジェクトでのインフラストラクチャ追加
前回の投稿 で作成したプロジェクトに、インフラストラクチャとして Nutanix クラスタを追加します。
「Admin Center」→「プロジェクト」→「Project-01」の「ダッシュボード」を開き、「インフラストラクチャの追加」をクリックします。
「インフラストラクチャ」タブに遷移するので、「インフラストラクチャ」→「NTNX_LOCAL_AZ」アカウントをクリックします。
※「NTNX_LOCAL_AZ」は、デフォルトで自動的に作成されるアカウントです。
「リソースと設定」をクリックします。
「クラスタと VLAN を選択」画面が開くのでクラスタを選択して、「VLAN を追加」をクリックします。
- クラスタ:lab-nxce-02
VLAN Subnet を選択して、「デフォルトを確認して選択」をクリックします。
- 名前:nw-vlan-12-ipam
「デフォルトを確認して選択」画面では、デフォルトで使用するサブネットの「☆」をクリックして、「確認」をクリックします。
これでクラスタと VLAN が選択されたので、画面右上の「保存」をクリックします。
プロジェクトが「Active (保護有効)」になるので、「ダッシュボード」タブに戻ります。
インフラストラクチャに、アカウントが追加され、「1」と表示されています。
つづく。