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個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

ESXi で Nested Nutanix CE を構成してみる。(ce-2020.09.16-stable ESXi 版)

この投稿は Nutanix Advent Calendar 2020 の12月9日分です。

Nutanix CE 5.18 から、ハイパーバイザーとしてAHV だけでなく ESXi が選択できるようになりました。そこで ESXi 上のネステッド ハイパーバイザーとして ESXi 版 Nutanix CE を構築してみます。

目次

  • 目次
  • 今回の環境
  • インストーラの入手
  • Web サーバの構築(ESXi インストーラ 用)
  • 物理 ESXi (ネストの外側)の準備
    • 利用する物理マシンについて
    • データストアについて
  • ESXi VM の作成
    • 仮想ハードウェア
    • vCPU
    • メモリ容量
    • 仮想ディスク
    • 仮想 SATA コントローラ
    • 設定パラメータ
    • 起動オプション
    • 仮想 CD/DVD ドライブ
    • vNIC とポートグループ
  • Nutanix CE のインストール
    • VM の起動 ~ インストール開始
    • VM の再起動
    • ESXi が起動しない場合の対処
  • Prism への初回ログイン
  • ストレージ コンテナの作成
  • 注意点の補足

これまでの AHV 版での環境構築については、こちらもどうぞ。

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Nutanix CE 5.18 で Karbon を有効化してみる。(作成したクラスタの様子見編)

Nutanix CE 5.18 + Prism Central の Karbon で Kubernetes クラスタを作成しました。せっかくなので、クラスタの様子を記録しておきます。

この環境での Karbon の有効化とクラスタ作成についての様子は下記です。

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Nutanix CE で IPAM 有効なネットワークを作成してみる。

Nutanix CE で、IPAM(IP アドレス管理)が有効な AHV ネットワークを作成してみます。ちなみに、AHV のネットワークは、Prism Element / Prism Central のどちらからでも作成できます。

今回の Nutanix CE は下記。

  • Nutanix CE 5.18(ce-2020.09.16-stable)
  • Prism Central pc.2020.09.16

今回の流れ。

  • Prism Element での AHV ネットワーク作成(IPAM 有効)
  • Prism Central での AHV ネットワーク作成
  • おまけ
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Nutanix CE 5.18 で Karbon を有効化してみる。

Nutanix CE 5.18 で Karbon を有効化してみました。Nutanix Karbon は、AHV の Nutanix クラスタに Kubernetes クラスタを作成できるプロダクトです。

今回の環境

Nutanix のソフトウェア

Nutanix CE はインストール&クラスタ作成ずみ、Prism Central デプロイずみです。

  • Nutanix CE 5.18(ce-2020.09.16-stable)※ 1ノードクラスタ
  • Prism Central pc.2020.09.16
  • Karbon 2.0.2(この投稿時点でダウンロード インストールできる最新版。有効化はこれから)
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Nutanix Meetup Online 20.12 の仮想スイッチ クイズ(回答編)

Nutanix Meetup Online 20.12 にて、Nutanix CE の仮想スイッチについて話してきました。まとめのかわりの、AHV 仮想スイッチ クイズの回答編です。忘年会などで活用してください。

nutanix.connpass.com

当日の内容はこちら。

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Nutanix CE の管理ネットワーク VLAN ID 設定で理解する AHV の仮想スイッチ。

Nutanix Meetup Online 20.12 にて、Nutanix CE の仮想スイッチについて話してきました。

Nutanix AHVは仮想スイッチによるL2ネットワークを提供します。ただ「ウチは一般家庭だからネットワーク機器も少ないしVLAN追加する予定もないし...」と考える方もいると思います。今回はあえてのNutanix CEでのAHVとCVMの管理ネットワークVLAN設定変更をとおし、AHVでの仮想スイッチ活用の仕組みを再確認してみます。

今回の話題は Nutanix CE 5.18 を基本としています。

nutanix.connpass.com

 

当日の動画はこちら。

www.youtube.com

 

アジェンダはこちら。

  • Nutanix CE(の AHV)と仮想スイッチの関係
  • AHV の仮想スイッチを、もう少し具体的に
    • AHV の仮想スイッチ(外部との通信)
    • AHV の仮想スイッチ(内部の通信)
  • AHV の仮想スイッチを、さらにもう少し具体的に(おまけ)
  • Nutanix CE での管理ネットワーク VLAN ID 変更
  • さいごに、AHV の仮想スイッチ クイズ

 

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Nutanix CE 管理ネットワークの VLAN ID を変更してみる。

AHV と CVM の管理ネットワークで、VLAN ID を変更してみます。例として使用している Nutanix CE のバージョンは 2020.09.16 です。

手順については、AHV のベスト プラクティス ガイドなどが参考になります。

https://portal.nutanix.com/page/documents/solutions/details?targetId=BP-2071-AHV-Networking:top_vlans_for_ahv_hosts_and_cvms.html

今回の流れ。

  • 管理ネットワーク VLAN ID 変更の概要
  • 設定変更前の Nutanix クラスタ停止
  • AHV 管理ネットワークの VLAN ID 変更
  • CVM 管理ネットワークの VLAN ID 変更
  • VLAN ID 変更後の様子
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ESXi で Nested Nutanix CE を構成してみる。(ce-2020.09.16-stable AHV 版)

この投稿はもう古いので、最新版はこちらをどうぞ。

Nutanix CE 2020.09.16(Nutanix CE 5.18)は、インストーラが USB イメージから、ISO イメージ ファイルに変更されました。今回は ESXi 上の VM(ネステッド環境)でインストールしてみます。

ただし、現時点ではインストール ドキュメントが更新されていないようなので、設定値などは前バージョンまでの経験をもとにしています。

手順は下記のような流れです。

  • ISO イメージ ファイルの入手
  • Nutanix CE VM の作成
    • VM の作成
    • VM の設定変更
    • ISO イメージ ファイルの接続
  • ISO イメージ ファイルでのインストール
  • Nutanix クラスタの作成
  • Prism へのログイン
  • VMware Tools のインストール
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Nutanix CE のバージョンアップ。(2019.11.22 → 2020.09.16)

Nutanix CE 2020.09.16 がリリースされたので、ためしに 2019.11.22 からバージョンアップしてみました。

  • 既存環境
  • ソフトウェアの入手
  • 普通にアップデート(これは失敗する)
  • Prism Central の登録解除(と削除)
  • AHV での空き容量の確認 / 容量確保
  • Nutanix CE のアップグレード
  • LCM での AHV のアップグレード
  • AHV の復旧(この環境の場合のみ)
    • 以前の Linux カーネルで起動
    • Open vSwitch Bridge(br0)への NIC 追加
    • AHV のメンテナンスモード解除
  • Prism Central のデプロイ

既存環境

  • Nutanix CE 2019.11.22
  • シングル ノード構成
  • ハードウェア: Intel NUC Gen10(BXNUC10i5FNH)
  • インストール イメージ USB: 8GB
  • ディスク(m.2): 250 GB SSD(SATA)
  • ディスク(2.5"): 500 GB SSD
  • Prism Central 2019.11.22 登録ずみ。
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Nutanix API v2 で VM の IP アドレスを取得してみる。(Python)

Nutanix CE で起動する VM の IP アドレスを、Nutanix REST API v2 で確認してみます。あわせて、IPAM 利用の有無によるフィールド情報の違いも見てみます。

以前の投稿 Nutanix API v2 で VM の IP アドレスを取得してみる。 から、少しサンプル スクリプトも改修しています。

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