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個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

Nutanix CE を Prism Central に登録する。(ncli 編)

Nutanix CE を、Prism Central に ncli で登録してみます。(ただし、一般的には Prism Element の Web コンソールから登録します。)

環境は下記です。

Nutanix

  • バージョン: CE 2019.02.11-stable
  • 今回の IP アドレス: 192.168.20.42

Prism Central

  • バージョン: 2019.02.28-stable
  • 今回の IP アドレス: 192.168.20.16

Prism Central は、下記の投稿のようにセットアップ&起動ずみです。

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Nutanix CE の Prism Central をセットアップする。(2019.02.28-stable)

Nutanix CE には、CE むけの Prism Central が提供されています。しかし、いわゆる 1-Click でのデプロイをためすと失敗してしまうので、工夫しつつセットアップしてみます。

今回のソフトウェア バージョンは下記です。

  • Nutanix CE: 2019.02.11-stable(物理マシン)
  • Prism Central: 2019.02.28-stable
    ファイル名は ce-pc-deploy-2019.02.28.tar
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Nutanix CE での VM 削除ずみスナップショットの操作。

Nutanix CE ではハイパーバイザで AHV を利用しており、VM 単位のスナップショットを取得できます。

今回は、VM を削除したときに残されたスナップショットを確認/操作してみます。なお今回の「スナップショット」は、Protection Domain(PD)スナップショットではなく、VM スナップショットです。

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Nutanix .NEXT 2019 EU の気になったスライド。(自分むけ)

NEXT コミュニティの .NEXT Conference 2019 ページに、EU(コペンハーゲン)開催分のブレークアウト セッションのスライドが公開されました。タイトルが「NEXTEU2019」となっているものです。

このうち、いくつか自分むけのおすすめリンクを残しておこうと思います。
※以降のリンク以外にも資料はたくさんあります。

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Nutanix CE で Windows Sysprep と応答ファイルで AD ドメイン参加してみる。(acli 編)

Nutanix AHV では、VM を作成/クローンするときに、カスタム スクリプトとして Sysprep の応答ファイルを指定することができます。

前回は、GUI(Prism)を利用して、カスタム スクリプトによる Windows ゲスト OS の AD(Active Directory)ドメイン参加をためしました。

今回は、acli(CLI)同様の手順をためしてみます。環境は前回の投稿と同じで、ドメイン参加させる Windows VM (クローン元)も前回と同じものを使用しています。

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Nutanix CE で Windows Sysprep と応答ファイルで AD ドメイン参加してみる。(Prism 編)

Nutanix AHV では、VM を作成/クローンするときに、ゲスト OS の初回起動時に実行されるカスタムスクリプトを指定することができます。Linux の場合は cloud-init、Windows では、Sysprep と応答ファイルの仕組みが利用されています。

今回は、カスタム スクリプトで Windows ゲスト OS を AD(Active Directory)に参加させてみます。

今回の環境

  • Nutanix CE バージョン: 2019.02.11 LTS
  • AD: Windows Server 2016
  • AD ドメイン名: test.local
  • AD のアドレス: 10.0.6.201 (ドメイン コントローラと DNS は同居)
  • ドメイン参加するクライアント: Windows Server 2016
    ゲスト OS はインストールずみ。
  • Nutanix の IPAM を利用。
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AHV の Image Service 登録で Linux DISK イメージが起動できない場合の対処例。

今回は、Image Service で ESXi から Nutanix CE / AHV に移行した Oracle Linux 7 (OL7)のブート トラブルの対処をしてみます。

AHV では、vDisk として VirtIO デバイスを利用します。そのため、VM 移行では、移行元でゲスト OS に virtio デバイスのドライバをインストールしておく必要があります。

AHV でサポートされている Linux OS では Linux カーネルに VirtIO ドライバが含まれているので、あらためてドライバをインストールをする必要はありません。しかし RHEL7 / CentOS7 などでは OS ブートのなかで読み込まれる initramfs ファイルに VirtIO ドライバが含まれないため、下記のようにブートに失敗して「dracut:/#」プロンプトになってしまいます。

そこで、AHV でこの状態になった OL7 を起動できるようにしてみます。

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