NTNX>日記

個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

Nutanix CE への VM 移行と、Nutanix CE からの VM 移行。

Nutanix への VM 移行と、Nutanix からの VM 移行について、
特に「Nutanix から」VM を取り出す場合は、どんな方法があるのか考えてみました。

  • 外 → Nutanix
  • Nutanix →

外 → Nutanix

おそらく、Nutanix のイメージサービスで VM をインポートするのが一番簡単だと思います。ただし、移行元との環境差異分は設定変更が必要ですが・・・

イメージサービスでは、ISO ファイルでも、OS のディスクイメージファイルでも同じようにアップロードすることができます。

こちらの投稿で、イメージサービスでの VM 移行手順が紹介されています。

たとえば、物理サーバからの移行(P2V)であれば、下記の投稿のように P2V 用のツールを使用して実現することができます。何かしらのツールで仮想ディスクのファイルが取り出すことができれば、あとは Prism のイメージサービスでアップロードできます。

Nutanix → 外

こちらが特に気になったのですが、Nutanix の分散ストレージファブリック(DSF/NDFS)のコンテナに CVM 自身か他のサーバからアクセスして、raw 形式の vDisk ファイルを取り出せば、他の環境に移行できそうです。
この例での Nutanix CE (AHV)では、VM ~ vDisk の接続では iSCSI を使用していますが、コンテナへは NFS などでもアクセス可能です。

たとえば、qemu-img コマンドなどで vDisk のファイルを移行先の環境に合わせた形式に変換すれば移行できそうです。

いまのところ上記しか思あたりませんでしたが、他にも、移行先の環境にイメージリストア(I2V)できるような 3rdベンダ(Nutanix 社以外)のバックアップソフトなどを利用すれば、もっと簡易的に VM 移行できるかもしれません。

ただ、いったん Nutanix 環境に入った VM であれば、基本的に移行するのは Nutanix 環境同士(あっても ESXi / Hyper-V / AHV 版 の Nutanix)だという想定だと思うので、完全に Nutanix 外に VM 移行することは今のところないだろうということかもしれません。(しかしもしかしたら、そのうち AWS や Azure などのパブリッククラウドに VM を移動して起動できるようになるのかもしれないという気もしました。)

以上。

©2023 gowatana
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスこの 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。