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個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

Nutanix CE でディザスタリカバリ。Part5: DRサイト側での VM のリストア

Nutanix CE 同士の DR 構成でのレプリケーションしたスナップショットから、VM をリストアしてみます。

前回はこちら。

 今回は、すべて DR サイト側の Nutanix CE クラスタ(クラスタ名は「ce-dr」)の Prism で操作しています。

「Data Protection」画面で「Table」「Async DR」を開き、Protection Domain「dr01」を選択します。そして「Local Snapshots」をクリックするとレプリケーションされてきたスナップショットが表示されます。スクリーンショットでは、すでに3世代のスナップショットが作成されています。

リストアしたいタイミングのスナップショットで「Restore」をクリックします。

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「Restore Snapshot」画面で、 リストアする VM を選択します。
Protection Domain に含まれる VM のうち、今回は「vm01」を 新規の VM としてリストアしてみます。
また、リストアする VM は「restore-~」という名前にします。

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「VM」画面で「Table」をクリックして VM の一覧を見てみます。
もともと、このNutnaix クラスタには VM が登録されていなかったのですが、「vm01」という VM が、「restore-vm01」という名前でリストアされました。

Power on してみます。

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VM のマークが緑色になりました。
「Launch Console」で、コンソールを開いてみます。

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vm01 のゲスト OS が起動している様子がわかります。
ちなみに、ゲスト OS は Oracle Linux です。

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今回はゲスト OS 側での静止点取得なしのスナップショットで DR サイト側にレプリケーションしていますが、そもそも HA 作動した時と同じような状態なので、まず OS は問題なく起動できます。

おそらくまだ続く。

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