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個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

Nutanix CE でディザスタリカバリ。Part3: Async DR 設定

Nutanix CE で DR 環境を構成しています。
今回は、Async DR の設定をします。

前回はこちら。

Async DR の設定

Main サイト役と DR サイト役の Nutnaix CE を用意していて、Main サイト側の Nutanix クラスタ(クラスタ名は ce-main)で、Async DR として機能する Protection Domain(保護対象 VM のグループ)を作成します。

「Data Protection」画面の「⁺ Protection Domain」→「Async DR」をクリックします。

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「Protection Domain (Async DR)」画面が開きます。
ここで Protection Domain に設定する名前を入力します。
今回は「dr01」という Protection Domain を作成します。

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今回は、2つの VM を DR サイトにレプリケーションしてみます。
Protection Domain に含める VM を選択して、「Protect Selected Entities」をクリックします。

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VM が選択されたので、「Next」をクリックします。

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DR サイトへのレプリケーション スケジュールを設定します。
まだ何も登録されていないので、「New Schedule」をクリックしてスケジュールを追加します。

ちなみに、ここでスケジュールを登録しない場合は、任意のタイミングで手動レプリケーションすることになります。

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スケジュールの設定です。今回は下記を設定して「Create Schedule」します。

  • 毎日 1回レプリケーション。
  • 開始は 2016/03/20 5:30 PM。
  • Local に1世代のスナップショットを保持。
  • Remote Site「cd-dr」(DR 先)にも1世代のスナップショットを保持。
    スケジュール設定はローカルバックアップでも使用されるものなので、Remote Sites はデフォルトではチェック OFF になっています。今回は DR 構成にするため ON にします。

ちなみに、「Configure your local schedule」とあるように、このスケジュール設定は Remote Site 側には設定されないようです。
また、最小のレプリケーションタイミングは 60分毎(分単位の指定でも)でした。

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スケジュールが作成されました。

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dr01 という Protection Domain が作成されています。

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この時点では Remote Site 側(今回は ce-dr クラスタ)に Protection Domain は作成されていませんが、初回レプリケーション時に自動作成されます。

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ちなみに、レプリケーションはスナップショット取得(Take Snapshot)をすることで実行されます。

まだ続く。

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