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個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

Nutanix AHV の VM からディスク イメージを作成する。(Bash)

Nutanix CE / AHV では、VM の vDisk からディスクイメージを作成する場合には、Prism にメニューがないため、CVM の acli コマンドを利用することになります。そこで、VM からディスク イメージを作成する簡易スクリプトを作成してみました。

vDisk が 2つ接続された VM があります。

CVM$ acli vm.disk_list vm03
Device bus  Device index
ide         0
scsi        0
scsi        1
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Nutanix AHV の VM Snapshot を Ansible で取得してみる。

Nutanix RAST API v2 を利用して、Ansible で AHV の VM スナップショットを取得してみます。今回の Nutanix CE バージョンも ce-2018.05.01-stable です。

Ansible の uri モジュールを利用します。
uri - Interacts with webservices — Ansible Documentation

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Nutanix Guest Tools をインストールしてみる。(ce-2018.05.01-stable / Linux 編)

Nutanix CE ce-2018.05.01-stable の Nutanix Guest Tools を Linux VM にインストールしてみます。 

  • VM への NGT インストーラ ISO イメージの接続
  • Linux ゲスト OS 側での ISO イメージのマウント
  • NGT のインストール
  • おまけ
    • CentOS 7 Cloud Image へのインストール
    • NGT と Self-Service Restore

以前の投稿(下記)のときとは異なり、最近の NGT では python-setuptools がインストールされていなくても、インストールできます。

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Nutanix AHV での簡易 VM バックアップ / リストア。

仮想化基盤では、VM への作業の直前にスナップショットを取得しておき、作業が正常に完了できたらそのスナップショット削除する、という運用をすることがあります。

Nutanix AHV の VM で、VM スナップショットでのバックアップ / リストア を試してみます。今回も、Nutanix CE ce-2018.05.01-stable を利用しています。

AHV での VM スナップショット取得

Nutanix には、保護ドメインでのスナップショットと、VM 単位でのスナップショットがあり、AHV では両方のスナップショットを取得できます。一方 AHV 以外のハイパーバイザを利用している場合は、Nutanix としては保護ドメインでのスナップショットのみ取得できます。

今回は、VM への作業前のバックアップとして、VM スナップショットを取得します。

対象の VM を選択してから「Take Snapshot」をクリックして、スナップショットの名前を入力します。

f:id:gowatana:20181223104533p:plain

今回は、上記スクリーンショットの画面を開く前に、すでに VM を停止した状態で snapshot-01 というスナップショットを取得ずみです。このスナップショットの時点では、vm01 が ストレージ コンテナ「st-container-01」に配置されています。 

VM を何か変更

今回は下記の手順で、VM「vm01」のストレージ コンテナを st-container-01 から st-container-02 に移動しました。

結果として、vm01 は st-container-02 に移動された状態になっています。
そして、この作業を切り戻して(作業前の状態に戻して)みます。

f:id:gowatana:20181223105524p:plain

VM スナップショットのリストア

リストア対象 VM を選択して「VM Snapshot」タブを開き、切り戻したい時点のスナップショット(今回は snapshot-01)を選択して、「Restore」をクリックします。

f:id:gowatana:20181223110127p:plain

確認画面が表示されるので、「はい」をクリックします。

f:id:gowatana:20181223110204p:plain

VM は停止された状態で、スナップショット取得時点の状態にリストアされます。ストレージ コンテナの配置も st-container-01 に戻っています。そして当然ながら、この VM を起動するとスナップショットを取得した時点の状態で起動されます。

f:id:gowatana:20181223110521p:plain

ちなみに、ESXi での VM スナップショットを長期保存むけバックアップとして利用することは製品仕様上の禁じ手とされていますが、Nutanix / AHV で取得するスナップショットはバックアップとしても利用できることになっています。

以上。

Nutanix AHV で VM を別ストレージ コンテナに移動してみる。

Nutanix AHV で、VM を別のストレージ コンテナに移動をしてみます。

今回のシナリオは下記です。

  • Nutanix CE ce-2018.05.01-stable の AHV
  • 対象 VMは、vm01
  • vDisk は 1つだけ。VM に接続しているアドレスは scsi.0
  • 移動するストレージ コンテナは st-container-01 → st-container-02
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Nutanix CE むけ acli 踏み台を構築してみる。

Nutanix CE / AHV で acli を利用するときに、通常は CVM に SSH ログインすることになります。自宅ラボ運用を便利にすべく、Linux サーバで acli 踏み台を構築してみました。

まず、SSH 鍵認証で CVM にアクセスできるようにしておきます。

これでパスワードなしで acli が利用できるようになります。

[gowatana@infra-jbox-01 ~]$ ssh -i ntnx-lockdown nutanix@ntnx-n-11-cvm.go-lab.jp /usr/local/nutanix/bin/acli host.list
Nutanix Controller VM
Hypervisor address       Host UUID                             Schedulable  Hypervisor Type  Hypervisor Name
ntnx-n-11-ahv.go-lab.jp  5836f28a-99d4-4fdf-a64e-312617d172da  True         kKvm             AHV
ntnx-n-12-ahv.go-lab.jp  cadb6537-aa8b-421b-b89e-5ab838642417  True         kKvm             AHV
ntnx-n-13-ahv.go-lab.jp  df52e3b3-72b4-4ee1-9a9b-674170f2c603  True         kKvm             AHV
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Nutanix CVM / AHV への SSH 鍵認証。

Nutanix CE の CVM / AHV に、SSH 鍵認証でログインしてみます。今回もバージョンは ce-2018.05.01-stable です。

ログイン元は、Linux の踏み台サーバを想定しています。

SSH 鍵の生成

まず、SSH で利用するために鍵ファイルのペアを生成します。

[gowatana@infra-jbox-01 ~]$ cat /etc/oracle-release
Oracle Linux Server release 7.5
[gowatana@infra-jbox-01 ~]$ ssh-keygen -t rsa -P '' -f ntnx-lockdown
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