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個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

Nutanix CE で support for network function VMs によるブリッジ構成変更を見てみる。(disable_bridge_chain / enable_bridge_chain)

Nutanix CE ce-2018.01.31-stable から、デフォルトのブリッジ構成が 大きく変更されました。これは以前のブリッジ構成に変更することもできます。

ce-2018.01.31-stable のブリッジの様子は、下記のようになっています。

商用版 Nutanix のドキュメントをもとに、「support for network function VMs」を無効化して、以前のブリッジ構成に戻してみます。(ただし今回の CE は AOS 5.5 想定ですが、このドキュメントは AOS 5.6 のものです)

https://portal.nutanix.com/#/page/docs/details?targetId=AHV-Admin-Guide-v56:ahv-nw-functions-enable-disable-t.html

今回の Nutanix CE のバージョンです。

nutanix@NTNX-54e60e4a-A-CVM:192.168.1.185:~$ cat /etc/nutanix/release_version
el7.3-release-ce-2018.01.31-stable-c3b9964290bf2f28799481fed5cf32f92ab3dadc
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Nutanix CE の IPAM 無効ネットワークで IP を見てみる。(acli / ncli)

Prism には、VM に付与された IP アドレスが表示されます。これは、Nutanix の IPAM が無効の場合(静的設定 / 外部 DHCP サーバによる IP 設定)でも表示されます。ただし、CLI から確認する場合は acli ではなく ncli で確認することになるようです。

f:id:gowatana:20180429103506p:plain

今回は、Nutanix CE ce-2018-01-31-stable の acli / ncli で、VM の IP アドレスを見てみます。

nutanix@NTNX-d9bf69a4-A-CVM:192.168.1.232:~$ cat /etc/nutanix/release_version
el7.3-release-ce-2018.01.31-stable-c3b9964290bf2f28799481fed5cf32f92ab3dadc
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Nutanix CE ではじめる AHV。

Nutanix CE で AHV に取り組むときに、まず意識するとよいかなと思うところを 5つ挙げてみました。

「基本的には」ということで、当然ながら例外はありますが・・・

  • 1. 通常運用の操作は、すべて Prism から実施する。
  • 2. AHV のコマンドライン操作には、CVM の acli を使用する。
  • 3. AHV にはできるだけ直接ログインしない。
  • 4. 仮想スイッチは、直接 AHV で設定変更しない。
  • 5. AHV の Linux OS / KVM の設定は変更しない。
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Nutanix CE の Open vSwitch に追加作成した Bridge に、ネットワークを追加してみる。

Nutanix CE の Open vSwitch に追加作成した Bridge(br1)にネットワークを作成してみました。Prism の Web UI からだと設定できないので、CVM にログインして acli を使用します。

  • Acropolis のネットワーク作成には、acli を使用します。
  • CE のバージョンは ce-2018.01.31-stable です。
  • すでに Bridge は作成済みです。br0 と br1 があります。

Bridge は下記のように作成してあります。

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インストール後の Nutanix CE AHV に追加した NIC を認識させてみる。

インストール時に NIC がひとつだけだった Nutanix CE の AHV に、後から追加した NIC を認識させてみます。

今回の AHV のバージョンです。これは ESXi 上の Nested Nutanix CE です。

[root@NTNX-54e60e4a-A ~]# cat /etc/nutanix-release
el7.nutanix.20180123.170
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Nested Nutanix CE で Multi-Node Cluster の Open vSwitch に Bridge / Bond port を追加してみる。

複数の NIC がある Nutanix CE で、Open vSwitch に Bridge を追加してみます。Prism の Web UI からだと設定できないので、CVM にログインして CLI を使用します。

  • Bridge の作成は、manage_ovs コマンドを使用します。
  • 基本的に CVM から操作します。(AHV へのコマンド実行も CVM から)
  • CE のバージョンは ce-2018.01.31-stable です。

今回は、ESXi で起動している Nested Nutanix CE です。これは、下記のようにセットアップしています。

Nutanix CE は、4 ノードのクラスタ構成にしています。Nutanix Cmdlets でクラスタに参加しているノードを見ておきます。

NTNX> Get-NTNXHost | select @{N="Cluster";E={(Get-NTNXCluster -Id $_.ClusterUuid).name}},name,hypervisorAddress,serviceVMExternalIP,hypervisorFullName | sort hypervisorAddress | ft -AutoSize

Cluster     name            hypervisorAddress serviceVMExternalIP hypervisorFullName
-------     ----            ----------------- ------------------- ------------------
ce-ntnx-n10 NTNX-54e60e4a-A 192.168.1.181     192.168.1.185       Nutanix 20180123.170
ce-ntnx-n10 NTNX-5eab51d4-A 192.168.1.182     192.168.1.186       Nutanix 20180123.170
ce-ntnx-n10 NTNX-a17f7da5-A 192.168.1.183     192.168.1.187       Nutanix 20180123.170
ce-ntnx-n10 NTNX-7cb824ec-A 192.168.1.184     192.168.1.188       Nutanix 20180123.170

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Nutanix CE の ncli で Async DR レプリケーションを実行してみる。

Nutanix CE クラスタ同士のレプリケーションを、ncli で設定 / 実行してみます。

今回のクラスタ構成のイメージ

f:id:gowatana:20180314075935p:plain

すでに両方のクラスタで下記を設定ずみです。

  • Cluster VIP アドレス
  • VM を接続するネットワーク
  • DSF のストレージ コンテナ
  • レプリケーション対象の VM

わかりやすく、CVM のプロンプトを変更しておきます。

Site 1 側

nutanix@NTNX-4c0bf32d-A-CVM:192.168.1.126:~$ PS1='site1-CVM$ '
site1-CVM$

Site 2 側

nutanix@NTNX-54e60e4a-A-CVM:192.168.1.185:~$ PS1='site2-CVM$ '
site2-CVM$
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