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個人的な趣味による Nutanix Community Edition 日記。Japanese のみですみません。

Nutanix CVM にある allssh の正体。

Nutanix の CVM のコマンドラインで、allssh というものが使われていることがあり、これは、すべての CVM にまとめて SSH でコマンド実行するもののようです。
CVM に設定コマンドを投入するときに使用されていることがあります。

今回の Nutanix CE の CVM のバージョンです。

nutanix@NTNX-a97be8ba-A-CVM:192.168.1.192:~$ cat /etc/nutanix/svm-version
4.6r28
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クラウド環境で Nutanix CE をラボるために知っておくべき 10 のこと

はじめに

今回のクラウド環境は、Nutanix CE の Blueprint (VM のテンプレートのようなもの) が提供されている Ravello と、Nutanix 社による Test Drive を想定しています。
ただ、Nutanix CE をクラウド的にためすなら Ravello より Test Drive のほうがよいと思っています。

この投稿は Nutanix Community Meetup #17 でお話した内容を、若干補足修正しています。

nutanix.connpass.com

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Nutanix CE ce-2017.02.23-stable へのアップグレード。

Nutanix CE 2017.02.23  の自動ダウンロードによるアップグレードがなかなか来ないので、2017.01.10 からメタデータとバイナリをアップロードする方法でアップグレードしてみました。

Nutanix CE 2017.02.23 では、AOS だけでなく AHV のアップグレードも含まれています。まず AOS をアップグレードしてから、AHV をアップグレードする必要があります。

f:id:gowatana:20170416214527p:plain

今回はシングルノード クラスタなので、AOS、AHV のアップグレードでそれぞれ再起動による停止があります。

 

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Nutanix CE On Demand について再び話す予定です。(Meetup #17)

Nutanix Community Meetup #17 が、2017年4月28日に開催予定です。
#17 は、おもに入門、おさらい的な内容が予定されています。

そこで、私も Ravello というクラウドサービスでの Nutanix CE について、再び紹介する予定です。

これまで、下記ような話をしました。何か気になることがあれば(当日 Meetup に来られない方でも)コメントや、Nutanix Community の Slack などでつぶやいていただけると嬉しいです。

 

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Nutanix Acropolis Container Services (ACS) の Docker Engine。

Nutanix Acropolis Container Services (ACS)  の Docker Machine 用 Nutanix Doriver を使用してデプロイした、Docker Host VM の Docker Engine は、わりと新しいバージョンです。今だとデフォルトで Docker 1.13 系になります。

[gowatana@client01 ~]$ docker-machine ls
NAME           ACTIVE   DRIVER    STATE     URL                        SWARM   DOCKER    ERRORS
docker-vm-01   -        nutanix   Running   tcp://192.168.1.225:2376           v1.13.0
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Nutanix CE は Ravello を認識する。

Nutanix CE の ce-2017.01.10-stable を Ravello にインストールしてみたところ・・・

f:id:gowatana:20170201231921p:plain

なんと、自分が Ravello の VM だと認識してました。

f:id:gowatana:20170201232115p:plain

/home/install/phx_iso/phoenix/sysUtil.py を見ると、どうやら 「Check NIC MACs for the Ravello Systems vendor code (2c:c2:60).」とあり、MAC アドレスのベンダーコード (OUI) をもとに判別しているようです。

ちなみに、判断基準としている 2c:c2:60 を今、IEEE の検索ページで調べると、「Oracle Corporation」でした。ORACLE。

以上。

ESXi 6.0 で Nested Nutanix CE を構成してみる。

Nutanix CE を ESXi 6.0 の VM にインストールして、シングル クラスタを構成してみます。

  • ESXi の管理には vCenter の vSphere Web Client を使用しています。
  • Nutanix CE のバージョンは ce-2017.01.10-stable を使用していますが、
    ce-2017.07.20-stable.img でも同様です。
  • ESXi のデータストアは SSD を使用しています。

なお、今回は Nested Nutanix CE 特有の部分を中心に説明して、一般的な Nutanix CE インストール部分は簡単に済ませています・・・

 

ce-2018.01.31-stable についてはさらに工夫が必要なので、インストール全体の流れを下記にまとめてみました。

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